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最近・・・のこと

第28回定期演奏会 ~第3部ワーヘリ・ステージ~

携帯日記をご覧の皆さま、こんばんは!

今日も一日みんな頑張りました!
第31回全日本高等学校吹奏楽選抜大会にむけて、


そして、3月28日の定期演奏会に向けて、さらには土曜日に本校での学校行事でのコンサートに向けて、
練習しました!
第28回定期演奏会 ~第3部ワーヘリ・ステージ~_d0016622_12145519.jpeg
前回でもお知らせしたように、
今回の定期演奏会は、4部構成と盛りだくさんになっています!

中でも、皆さんに特にお知らせしたいのは、第3部のワーヘリ・ステージです!

よくご存じの方も、たくさんいらっるとは思いますが、
ここで、『ワーヘリ』って何???
という方のために、あらためてご紹介しましょう!


「ワーヘリ」とは、外囿祥一郎(ユーフォニアム)と次田心平(読売日本交響楽団テューバ奏者)により結成されたユニットですね!

「ワーヘリ」とは「ワールドヘリテージ(WORLD HERITAGE /世界遺産)」の略であり、
『このユニットは、世界遺産であるとともに、彼らが残す音楽もまた世界遺産』。
そんな意味を込めて、ジャズ界の巨匠、前田憲男先生が命名されたそうです!

第28回定期演奏会 ~第3部ワーヘリ・ステージ~_d0016622_20483137.jpg
©尾﨑正茂/ユニバーサルミュージック

外囿先生とは、2009年の定期演奏会でのゲスト出演以来で2回目の登場、
  次田先生は2005年、2016年に続き3回目の本校吹奏楽部定期演奏会の登場となります。

先程も少しふれましたが、『ワーヘリ』の日頃の演奏活動は、Euphonium & Tuba
  そしてPianoによるユニットです。
次田先生が2回目のゲストでご出演にただいた後、もしも・・・外囿先生と次田先生を同時に定期演奏会の
ゲストにお招きすることが出来たら、お客様もメンバーみんなも喜んでくれるんだろうなぁ・・・
みたいなことを一人で想像していました。 

そこで、無理だとは分かっていながらも、私からお二人の先生にこんなご相談を持ちかけてみました。

「吹奏楽でワーヘリの伴奏が可能なら、お二人が揃ってゲスト出演して頂くなんて可能なのでしょうか・・・?」断られることが前提の質問だったのですが、先生方からの返事は私の考えていた答えとは全く逆で、

「それは、面白い!!ぜひ実現させましょう!!

という、思いもよらないご快諾を得ることができスタートしたのです。

先ずは、誰に作品を書いて頂こうかということで、お二人からはじめにリクエストがあったのが、これまでにもワーヘリとの信頼関係の最も厚い作曲家金井信先生でした。金井先生は、外囿先生、次田先生の思い、そして、私の「生徒たちの一生の思い出に・・・」という気持ちを察して下さり作品への着手を決意して頂きました。作曲中も常に私の気持ちを大切にしながら書いて頂きました。

あらためまして、作品を提供してくださったことに感謝も気持ちで一杯です!!
 金井信先生について・・・

さらに、皆さまにどうしてもご紹介したい方がいらっしゃいます。それは、金井先生の作品を吹奏楽にオーケストレーションして下さった和田信氏です。和田氏は航空中央音楽隊に所属され、トランペット、ハープ、及び作編曲で活躍されています。外囿先生とのご縁で今回の作品に携わって頂きましたが、私たちの夢を現実にするためにご尽力いただきましたことに敬意と感謝を申し上げます。


2012年全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ「希望の空」作曲和田信


さて、このように、たくさんの人々の思いが詰まった作品、
本邦初演となるタイトルは『3つの風景』です。
タイトル通り3つの楽章から構成されていますので、ここで金井先生のお言葉をお借りしてご紹介させていただきます。

Ⅰ.Tango Italiano

1曲目タンゴ・イタリアーノは、もしかしたら・・・タンゴと言えばピアソラしか知らないかもしれない若い世代に、伝統的なコンチネンタルタンゴ的なものも知ってほしいと願いを込めて書きました。

全体は、ヨーロッパ的な雰囲気がベースになっています。冒頭のSoliには、いきなりイタリアオペラのアリア的なカデンツが登場します。minorな前半とmajorの後半のコントラストを感じて下さい。

 Ⅱ.Ariaantica

2曲目は、昔の歌と名付けました。少ない音の中に情感をこめた、あたたかく、懐かしさのある美しい曲です。昨年3月に、スペインへ旅した時に訪れたグラナダのアルハンブラ宮殿、セヴィリアのアルカサールなどの印象も若干影響しているかもしれません。

Ⅲ.Viva! The Monsters

ヴィヴァザ・モンスターズは生徒たちや聴衆が文句なく楽しめるスイングジャズです。言うまでもなく外囿氏、次田氏というふたりの怪物ともいうべきスーパーソリストを讃えたタイトルです。その一方で、実はグレンミラーそして、ガーシュウィンに対する私自身のオマージュ的な意味合いも含まれています。

                                                   
作曲家 金井信


リハーサルも順調に進んでおります!!
どうか、3月28日世界初演の皆さんとともに、世界初演の瞬間を楽しみたいと願っております。どうか、ご来場よろしくお願いいたします。


by mazzun6809 | 2019-03-13 21:38 | Trackback | Comments(0)

松本のたわごと・・・。

by mazzun6809
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